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2020.07.30

WING

米国務省、クウェート向けM1A2K用訓練弾薬のFMS承認

M865TPCSDS-Tなど、見積もりは5960万ドルに

 米国務省は7月28日(米ワシントン現地時間)、クウェートに対するM1A2K戦車用訓練弾薬の有償軍事援助(FMS)を承認したと発表した。見積もり金額としては、訓練用120ミリ戦車砲弾などの売却で5960万ドルになる。国防総省安全保障協力庁(DSCA)は同日に議会に要求承認を通告した。
 今回のクウェートへのFMSで主に売却するのは、2種の訓練用120ミリ戦車砲弾(M865TPCSDS-Tが1万260発、M1002TPMP-Tが9810発)のほか、5発中1発が曳光弾の割合となっている12.7ミリ重機関銃用弾薬が21万5000発、4発がM80/1通常弾、1発がM62曳光弾の割合となっている7.62ミリ機関銃弾が60万発となっており、コンテナ、補用および修理部品や技術サービスなどを含んでいるとのこと。