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2020.07.30

WING

羽田空港の検疫所で唾液による検査開始

成田でも段階的導入、待ち時間2-3時間に短縮

 羽田空港の検疫所で7月29日より、新型コロナウイルス感染症の検査のために新たな検査機器が導入され、入国者への唾液による検査が開始された。従来のPCR検査に比べて、検査結果が判明するまでにかかる時間が大幅に短縮され、2時間程度で結果がわかることから、海外の流行国・地域から入国する全ての人は検査結果が判明するまで空港で待機することになる。唾液による検査は羽田空港で開始されたほか、成田空港でも検査方法の段階的な切り替えを進めており、今後は他の空港でも順次導入されていく予定だ。
 具体的な検査の手順については、降機後、質問票、申告書、健康カードに必要事項を正確に記入し、名前や14日以内の滞在歴、症状等を確認したうえで、検体番号と容器がわたされ、採取ブースで唾液を1-2ml容器に採取する。検査結果が出るまでの間、待合スペースで2時間程度待つ。結果が判明した方は、検体番号が表示されるため、自身の番号が表示されたら検査結果を受け取る。結果に問題がなければ、申告書に記入した移動手段を確認し、入国する段取りとなる。・・・

 

※写真=羽田空港での唾液による検疫の手順