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JALグループ、8月上旬の国内線を追加減便へ
計2511便減、減便率11%から17%に
日本航空(JAL)グループは7月30日、新型コロナウイルス感染症が再び拡大傾向となっていることを踏まえ、8月1日から17日の期間に国内線の追加減便の実施を決めた。新たに39路線の片道921便を減便するとして、17日までの8月減便数が累計で2511便になる。当初計画からの減便率は、11%から17%へ拡大した。
特に減便する路線は羽田発着線で、26路線が対象となる。中でも都市部をつなぐ路線が際立っていて、期間中の累計で、羽田-伊丹線では98便減、羽田-福岡線が76便減、羽田-熊本線が62便減となる。JALでは、6月19日の県境をまたぐ移動の自粛が緩和して以降、国内線の航空需要は順調に回復してきたとするが、ここにきて感染者数が全国的に増加傾向となったため、需要の伸びが予想を下回っているとした。