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2020.08.03

WING

スカイマーク、夏季繁忙期予約は56.4%減

 スカイマークが7月31日に発表した夏季繁忙期(8月7日~16日:10日間)の予約状況によれば、全路線合計の予約数は、前年の56.4%減少した9万5646人に留まる厳しい結果となった。提供座席数は16.4%減少した22万9350席に留まる。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、大幅な航空需要減退にあるなか、スカイマークも路線ネットワーク便数を大幅に縮小して対策を講じてきた。当初は夏の旅行シーズンに向けて国内線需要の回復を期待していたところだが、7月に入って感染が再拡大。この影響で旅行・帰省マインドは、大きく後退してしまった。低運賃で人気のスカイマークだが、この夏は大いに苦戦を強いられそうで、これまでのところ予約数がなかなか伸びてきていない。
 なお、期間中、いずれの日においても空席が目立つが、下り便の8月8日の予約率は58.8%を確保。上り便は8月16日に60.4%の予約率を確保した。