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2020.08.03

WING

ピーチ、成田-釧路、成田-宮崎線を同時開設

成田路線ネットワーク強化戦略が本格化

 ピーチ・アビエーションが8月1日、成田-釧路線、成田-宮崎線の2路線を新規に開設した。このうち成田-釧路線が開設されたのは初めてのこと。一方、成田-宮崎線はジェットスター・ジャパンが運航中の路線だ。ピーチ・アビエーションの成田発釧路行き初便MM591便の搭乗者数は157名(うち幼児2名)と好調。一方の成田発宮崎行き初便のMM553便の搭乗者数は132名(うち幼児3名)と、まずまずの出足となった。なお、今回の2路線同時開設でピーチ・アビエーションの国内線は全24路線にまで拡大した。
 ピーチ・アビエーションの森健明CEOは2路線同時開設について、「感染拡大が一年単位で続くことが考えられるなか、我々としては国際線よりも国内線に軸足を置くことで計画してきた。(2路線を)予定通りに就航することができることは、非常にありがたいこと」とコメント。その上で、「目的地における感染対策の徹底ということに対しては、航空会社も責任を負うものだと思っており、非常に嬉しいという想いと共に、重い受け止めをしている」と話した。「足元では新規感染者の数が増加し、お客様も不安に感じられるだろうが、我々は空港や機内などで感染症対策を徹底することで、安心してご旅行いただける環境を作っていくことが大事だ」とし、感染症対策を徹底して安全安心な空港・機内環境づくりを推進していくとした。

 

今後も続く成田国内線ネットワーク拡大
PTB移転など利便性向上、国内地方誘客を推進

 

初の成田-釧路線、地元の期待も大きく
釧路市長、「気軽な人の移動に期待」

 

※写真=新たに結ばれた成田-釧路のネットワークをウォーターキャノンで祝福

※写真=成田-釧路線の開設を祝してゲート前で記念撮影

※写真=180席ある座席の多くが埋まった成田発釧路行き初便

※写真=成田-宮崎線も同時に開設。ライバルであるジェットスター・ジャパンとの競合路線となる

※写真=成田-宮崎線の出発をお見送り