記事検索はこちらで→
2020.08.06

WING

ソニー、東大・JAXAとソニーカメラ搭載の人工衛星開発

地上からリアルタイムで遠隔操作可能なカメラシステム構築

 ソニー、東京大学、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の3者は8月5日、「宇宙感動体験事業」の創出に向けてソニー製カメラ搭載した人工衛星を開発する。同日、3者間で共同開発・技術実証契約を締結したことを発表した。
 ソニーのカメラ機器を搭載した人工衛星の共同開発を開始し、地上から自由にリアルタイムで遠隔操作できる人工衛星上のカメラシステムを構築する。これにより、宇宙空間の映像を宇宙飛行士さながらのリアリティある視点で人々に届けることを目指すとしている。
 3者による共同開発・技術実証の枠組みではソニーは、イメージングやセンシング、通信などの技術を活用して人工衛星のミッション部の開発やシステム構築を担う。衛星から捉えた宇宙空間、そして地球の映像を用いたこれまでにないコンテンツや体験など、新たな宇宙エンターテインメントの創出を様々なクリエイターやパートナーとともに模索するとしている。・・・