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IATA、コロナ禍安全輸送で航空会社向けチェックリスト公開
ICAO「Take-off」文書の取り組み後押し
国際航空運送協会(IATA)は8月17日(モンとリール現地時間)、新型コロナ禍における安全運行のため、航空会社向けの自己評価セルフチェックリストを公開した。これにより、国際民間航空機関(ICAO)タスクフォースが発行したガイダンス文書「Take-off」における取り組みを支援することが狙いだ。このチェックリストは到着前の通知やチェックイン、搭乗・降機、機内清掃、機内の空気の室、機内業務、乗員のレイオーバー、空港の施設といったセクションが設けられている。
IATAのアレクサンドル・ドゥ・ジュニアックCEOは「産業界、公衆衛生当局、政府からの意見を取り入れて開発されたICAOのTake-offガイダンスは、安全運航のためのグローバルスタンダード。IATAの自己評価チェックリストは、航空会社が遵守するための実用的なガイドだ」とコメントした。
その上で「調和のとれたアプローチは、民間航空の回復だけでなく・・・