WING
レッド・フラッグ・アラスカ20-3演習が終了
F-35Aが初参加、国内外の第5世代機参加の扉開く
米インド太平洋軍は8月17日(米アラスカ現地時間)、8月1日から実施していたレッド・フラッグ・アラスカ(RF-A)20-3演習が8月14日に終了したと発表した。
今年のRF-Aは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のために4月および6月に実施する予定だった20-1および20-2演習が中止になるなど、例年に比べ小規模かつ計画期間も短縮して実施した。それでも20-3演習にはF-35A戦闘機が初参加するなどし、訓練に参加した隊員らは延べ約560回の出撃と約1500飛行時間を積み上げて、戦闘作戦を行うための自信を得たとしている。
なお、米空軍は今回F-35Aが初参加したことについて、「将来、国内外の第5世代機が(RF-Aに)参加する扉を開いた」とコメントしており、RF-Aが将来的に、第5世代機の参加による味方戦力の増強と、敵第5世代機への対抗演習という性格を帯びることを示唆している。・・・
※写真=F-35A戦闘機が初参加したレッド・フラッグ・アラスカ20-3演習が終了した(提供:米空軍)