大分県杵築市でドローン物流実証事業が11月から開始

ブルーイノベーションと地元企業が提携

　ブルーイノベーションは8月18日、大分県杵築市でドローン物流の実証実験を11月から開始すると発表した。これは地域課題のドローン物流の実現による解決を目的に、ブルーイノベーション、オーイーシー、きっとすき、大分県が立ち上げた実証プロジェクト。「大分県ドローン物流活用推進事業」を活用しており、実証事業は11月から実施する予定となっている。
　杵築市には、高齢化に伴う買い物難民の増加や新型コロナによる観光客の減少、観光地と主要商業施設が離隔していることによる波及効果の低減といった課題がある。このため杵築市を舞台とする今回の事業では、ブルーイノベーションが事業企画や物流ドローンシステムの提供といった開発プロジェクトマネジメントを、オーイーシーが大分県内企業との調整を、きっとすきが杵築市内との調整および事業実施時の運用を、それぞれ担当。ドローン物流の社会実装において重点課題となっている事業採算性の確保を解決すべく、・・・