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ロシア艦が今日より舞鶴訪問
日露共同の捜索・救難訓練を実施
海上自衛隊は7月3日、ロシアの訪日艦隊3隻が7月5日より10日まで舞鶴港に入港し、海上自衛隊と捜索・救難訓練を実施することを明らかにした。
訪日艦隊はウダロイI級駆逐艦「アドミラル・トリブツ」(艦番号564)、「アドミラル・ヴィノグラードフ」(艦番号572)、補給艦「ペチェンガ」の3隻で編成、コロレフ・オレグ・アレクサンドロヴィッチ海軍大佐が指揮官を務める。海上自衛隊は護衛艦「あさぎり」(艦長・加藤淳子2等海佐)がホストシップを務め、第14護衛隊司令の松味利紀1等海佐が指揮官として対応する。
捜索・救難訓練は海賊行為による被害を想定した捜索・救難訓練、船内捜索訓練、通信訓練などが、若狭湾北方海域および舞鶴港内で計画されている。ロシア側3隻と海自からは「あさぎり」と多用途支援艦「ひうち」が参加する予定。
ロシア艦隊の訪日は13回目、海上自衛隊との捜索・救難共同訓練は13回目という。相互理解、信頼関係の醸成に寄与して来た。