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2020.09.03

ウイングトラベル

★IATA7月、世界の旅客需要は79.8%減少

 ジュニアックCEO「業界は依然大部分が麻痺」

 国際航空運送協会(IATA)は9月1日(ジュネーブ現地時間)、世界の航空旅客市場動向(国際線・国内線平均)について、旅客需要を表すRPKが対前年同月比79.8%減少したと発表した。6月のRPKは前年同月比86.6%減少しており、減少幅はやや改善。IATAはロシアと中国を中心とした国内線市場が牽引したと分析した。一方、国際線市場については、シェンゲン圏における市場再開が欧州の国際線需要を後押ししたものの、その他の国際市場では6月からの変化はほとんど見られなかったとして、依然として厳しい状況にあるとの見方を示した。
 座席供給量を示すASKは対前年比70.1%減少。座席供給量を大幅に絞っているにも係わらず、搭乗率は7月として過去最低の57.9%に留まった。