記事検索はこちらで→
2020.09.07

ウイングトラベル

★JAL7月実績、国際線旅客97.5%減の2万人

 国内線113万人に回復、3月以来100万人超え

 日本航空(JAL)がこのほど発表した7月の旅客輸送実績によれば、国内線の旅客数は対前年比64.7%減少した113万9051人だった。JALの国内線が100万人以上だったのは、今年3月以来のこと。一方、国際線の旅客数は対前年比97.5%減少した2万1951人に留まった。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国内線、国際線ともに引き続き甚大な影響を受けているが、そうしたなか国内線旅客数については100万人の大台を、ようやく回復することに漕ぎ着けた。
 今年2月の国内線旅客数は256万7676人(前年同月比:2.6%減)と、少しずつ新型コロナの影響が出始め、3月には57.1%減の131万8751人にまで一気に急落。さらに4月の国内線旅客数では対前年比88.5%減少した34万3751人と歯止めがかからず、5月は92.4%減の24万4974人にまで更に落ち込んだ。ただ、5月25日に政府の緊急事態宣言が解除されたため、6月には79%減の64万2598人にまで徐々に回復してきていた。