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2020.09.07

ウイングトラベル

★自民党総裁選、菅長官は観光業などの支援約束

 岸田氏は低負担でPCR検査、石破氏は新地方創生論

 自民党総裁選が佳境を迎えているが、立候補を表明している菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長、石破茂衆院議員の3候補がそれぞれに政策集またはビジョンを公表した。菅長官は、「自助・共助・公助」をスローガンに、コロナ対策では雇用を守り事業継続を支援するとして、「Go To キャンペーンをはじめ、感染対策をしっかり講じることを前提に、観光などコロナによってダメージを受けた多くの業種を支援する」と明言した。岸田政調会長は「分断から協調へ」をスローガンに、コロナ対策ではPCR検査体制の拡充や医療提供体制の充実などを一体的に進めるほか、「感染拡大防止と経済対策を両輪としてバランスよく進めるため、質を担保しつつ、行政検査の枠外のPCR検査を拡充し、必要に応じて柔軟に低負担でPCR検査を受けられるようにする」方針を掲げた。石破氏は、「納得と共感。」をスローガンに、令和新時代の日本創生戦略として、地域分散と内需主導型経済への転換を図る「シン・地方創生論」を掲げた。