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第14回ミリタリーエンジニアテクノフェアが開催
各種企業、防衛関連団体など23団体が出展
一般社団法人防衛施設学会は9月7日、東京のホテルグランドヒル市ヶ谷で第14回ミリタリーエンジニアテクノフェアを開催した。これは各種防衛施設への活用が可能と考えられる新技術等に関する発表および展示、技術紹介を行う目的で開催しているもので、施設工事を行う企業や建材企業などの各種企業、防衛関連団体など23の企業・団体が出展、14の企業・団体が技術紹介を行った。
当日は23の企業・団体がブース展示を行うとともに、22の企業・団体が講演の場で自社の強みを活かした各種新技術や新製品などを発表・提案を実施。多くの防衛関係者などが来場し、会場では活発に説明や質問が飛び交っていた。
また「民間資金による防衛施設整備の可能性」をテーマに、インデックスコンサルティングの植村公一氏、アクセンチュアの福田隆之氏がパネルディスカッションを実施したほか、河野克俊前統合幕僚長が「今後のわが国の安全保障と自衛隊」と題した特別講演を行った。
※写真=防衛施設学会は第14回ミリタリーエンジニアテクノフェアを開催。多くの企業・団体が出展、技術紹介を行った
※写真=出展企業の展示(一部)。ニチネン工事は格納庫や弾火薬庫などに適した床の工法などを紹介
※写真=粟本鐵工所が展示していた主桁と床板を一体形成したFRP製の検査路。軽さと高耐食性が特徴で、スパンは最大13.5メートルになるという
※写真=前田建設工業は防衛省でも保有が問題となっているPFOS泡消化剤の可搬型処理設備を展示。2020年度末を目処に開発中という