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2020.09.09

ウイングトラベル

★ANA、10月に羽田−ヒューストン週3便で再開

 羽田−シドニー、成田−NY/メキシコシティ増便

 全日空(ANA)は9月8日、10月から羽田−ヒューストンの運航を再開することを発表した。羽田−シドニー線、成田−ニューヨーク線、成田−メキシコシティ線も増便する。さらに、10月中に成田−ホノルル線を2往復便運航することも正式に発表した。成田−ホノルル線は留学生、ビジネス渡航、あるいは帰国のための需要を見込んだもの。

 

 10月も減便率87%と高水準続く

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、依然として各国政府が厳しい出入国規制や検疫体制を敷いていることにより、10月のANA国際線運航便数も引き続き少ない運航便数となる見通しだ。ANAが8日に発表した10月の運航計画便数によれば、減便数は73路線を対象に4811便、減便割合は87%と引き続き90%近い高水準。当初計画では75路線5535便を運航する計画だったものの、現段階では運航便数は25路線741便に留まる見通しだ。
 それでも羽田−ヒューストン線の運航再開は一つの明るい材料。この路線は今年3月29日に新規開設した路線で当初計画では週7往復便で運航する予定だった。今回の運航再開では、週3往復(木・金・日曜日運航)に留まる。
 また、増便する羽田−シドニー線はNH879便を週3往復(水・金・日曜日運航)、NH880便を週5往復便(月・木・金・土・日曜日運航)する。ちなみに3月29日に新規開設する予定だったNH889/890便については、その開設時期を11月1日へと再度延期することを決めた。
 同じく増便する成田−ニューヨーク線はNH10便を週5往復で運航するほか、成田−メキシコシティも週6往復便で運航する。

 

 9月中に3路線5便の復便、9月減便割合89%

 9月の運航計画では、昨今の需要動向を鑑みて、あらたに3路線で5便を復便することを決めた。対象となった路線は成田−プノンペン、成田−ヤンゴン、そして成田−マニラ線。