★観光型MaaS「Izuko」フェーズ3の実証実験へ

　11月16日開始、エリアや商品数拡充

　東急、東日本旅客鉄道（JR東日本）、伊豆急行は、観光型MaaS「Izuko」の実証実験のフェーズ3を、伊豆エリアを中心に11月16日から2021年3月31日まで実施する。様々な公共交通機関、観光施設、観光体験をスマートフォンで検索、予約、決済できるもの。今回はサービスエリアを大幅に拡大するほか、観光商品数を約5倍に拡充。withコロナを踏まえ、安全安心に配慮した混雑状況表示を含めた新機能も搭載する。
　2019年4月から二度にわたって実施したフェーズ1、フェーズ2の実証実験では、計6166枚のデジタルチケットを販売し、国内の観光型MaaS事例のなかでは圧倒的な実績を上げたが、一方でサービスエリアや商品内容、決済方法などの機能面では課題も残った。
　それを踏まえ、フェーズ3ではサービスエリアの拡大、商品数の拡充、昨日の改善を図る。サービスエリアについては、東伊豆、中伊豆エリアに加えて、西伊豆、静岡市エリア、富士山静岡空港まで拡大する。これに伴い、鉄道やバスに加え、フェリーも利用可能なデジタルフリーパスを新たに販売する。

※写真＝観光型MaaS「Izuko」の実証実験フェーズ3を実施へ