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2020.09.11

WING

GITAI、JAXAとISSで宇宙用ロボのサービス検討

21年度にISS「BISHOP」で民間初のロボ作業実証

 GITAI Japan(GITAI:ギタイ)と宇宙航空研究開発機構(JAXA」)が、宇宙用作業ロボットの新たなサービス検討を開始する。GITAIは民間企業として世界に先駆けるかたちで、国際宇宙ステーション(ISS)で自社のロボットによる特定タスクの自律化・自動化活動の技術実証を行う。JAXAはGITAIに技術協力を通じてその活動を支援しつつ、宇宙用ロボットに関する新たな知見を獲得する狙いだ。
 GITAIは、ISS船内の運用・メンテナンス・科学実験作業等に関連する特定タスクの自律化・自動化を実現するため、自社に「きぼう」日本実験棟の模擬フィールドを構築し、開発・検証を進めてきた。2021年度には米国Nanoracks社と共同で、ISSのBISHOP船内で、GITAIロボットによる各種スイッチ・ケーブル操作等、パネル組み立てなどの汎用作業の技術実証を、民間企業として世界で初めて実施する予定だ。・・・

 

※写真=GITAI社内の模擬BISHOP船内で行なった技術実証。いよいよ来年度には実際のISS「BISHOP」へ(提供:GITAI)