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2018.07.09

WING

スペースキャンプ2018に中学生と教師10名が出発

出発式がノースロップ・グラマン日本事務所で

 米国で開催される青少年向けの宇宙体験教室スペースキャンプ2018に日本から参加する3中学校の生徒7名、教師3名の出発式が7日6日、スポンサーのノースロップ・グラマン(NG)社日本事務所で開催され、生徒たちは宇宙に関する体験的な学習への期待、各国学生との交流などにの抱負をひとりづつ緊張しながらも述べ、JAXA、NASA等関係者の激励の言葉を受けて、同日夜米国に向け出発した。
 今回選ばれてスペースキャンプに参加するのは、静岡県磐田市神明中学校の生徒3名、教師1名、青森県三沢市第一中学校の生徒2名、教師1名、東京都立白鴎高等学校附属中学校の生徒2名、教師1名の合計10名。一行は前日にはJAXAのつくば宇宙センターを見学し、宇宙への知識を深め、期待を高めた。
 式ではまず、スポンサーとして旅費、宿泊費を提供するノースロップ・グラマン社日本代表のスタン・クロウ氏が、自らの少年時代の宇宙への夢を交えて激励の挨拶を行った。ついでJAXA調査国際部の小坂氏が2040年に向けたNASAと共同の有人宇宙探査計画に触れ、20年後に活躍するのは皆さんだと激励、NASAアジア・アタッシェ ガービー・マッキントッシュ氏も若い人たちへの期待、そして日本やアジア諸国との協力の重要性に触れ、日本の宇宙技術力は驚く程高いとも述べた。さらに駐日米大使館のエネルギー宇宙担当官 ジェレミー・エドワーズ氏も、アポロ宇宙船打上げに感動した経験を語り、日米協力に期待しているとして、米国での体験を楽しんでくるよう餞の言葉を述べた。