記事検索はこちらで→
2020.09.14

WING

全日空商事、空港広告の新たな可能性を追求

広告表示モニターから、空港利用者の関心度など取得

 全日空商事はAnyMind Group(エニーマインド)と共同で、国内空港のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するため、デジタル屋外広告を活用して、新たな空港内広告の可能性を創造する。この第1弾の取組みは、羽田空港で10月から広告媒体の「HANEDAダイナミックアドビジョン」による広告配信を開始する。両者はその後、デジタル屋外広告を日本各地の空港で展開し、それらをつないだネットワーク構築を図る考え。出発便・到着便と連動した観光地、ホテル、交通機関などのコンテンツを展開する。さらには、空港利用者と親和性の高い商品・サービスを提供する企業や団体に向けて、広告枠の販売を行っていく。
 全日空商事とエニーマインドは、データとデジタル技術の活用によって、製品やサービスなどビジネスモデルを変革し、競争力の優位性を確立する。空港施設では、24時間稼動の体制などのため、一般的には大型広告の交換作業などで多くのコスト・時間が必要となっている。そこで最近では、デジタルサイネージの活用が広がっているところ。・・・