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2018.07.10

ウイングトラベル

SFJ、国際線仕様のA320を受領

座席前後間隔35インチに拡大

 スターフライヤーは、冬ダイヤからの国際線就航に向けて、15号機(JA25MC)を去る6月21日に受領した。この機体はエアバスが提案している客室内装コンセプト「スペースフレックス」を適用した機体で、前後の座席間隔にゆとりが生まれるなど、今まで以上に快適に機内で過ごすことができるという。
 「スペースフレックス」を採用したことで、機体後方の圧力隔壁とギャレーの間で使われていなかったスペースを使い、ラバトリーやギャレーを効率良く配置することで機内空間を広げることができるようになったこのスペースフレックスを採用することで生まれた空間を利用し、スターフライヤーは座席数を増やすのではなく、従来通りの150席を維持したまま、広いシートピッチをさらに広げ、現行の34インチから35インチに広げた。また、全席リクライニングを可能にした。
 加えてAC電源の位置がより分かりやすくなり、USB電源は従来よりも早く充電ができるようになっているとのこと。座席番号やラバトリーなど各種表示がユニバーサルデザインを取り入れた。

 

※写真=国際線に投入するJA25MC(提供:スターフライヤー)