ウイングトラベル
18年上半期の旅行・宿泊業倒産計51件
旅行業は件数、負債額とも過去20年で最少に
東京商工リサーチは今年上半期(1〜6月)の旅行業・宿泊業の倒産状況をまとめた。それによると、旅行業における負債総額1000万円以上の倒産件数は13件となり、前年同期から2件減少した。また、負債額は前年同期比96.0%減の7億9300万円となった。倒産件数は3年ぶり、負債額は4年ぶりに前年同期を下回った。また、過去20年間で倒産件数、負債額とも過去最少となったほか、負債総額が10億円を下回ったのも過去20年で初めてとなった。
昨年上半期はてるみくらぶの破産が社会問題化するなど大きな影響をもたらしたが、今年上半期は負債5億円以上の倒産がゼロとなった。一方で1000万円以上5000万円未満の小・零細規模いの企業倒産が40.0%増の7件となった。