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米空母「カール・ビンソン」がF-35C飛行甲板認証
F-35Cを運用する最初の米空母に
米太平洋艦隊は去る9月18日(米サンディエゴ現地時間)、米海軍原子力空母「カール・ビンソン(CVN-70)」が9月17日に米海軍初となるF-35C戦闘機の飛行甲板認証(FDC)や空母航空管制センター(CATCC)認証を含む複数の認証を完了したと発表した。今回FDCを獲得したF-35Cを装備する飛行隊は「カール・ビンソン」が搭載する第2空母航空団(CVW-2)の第147戦闘攻撃飛行隊(VFA-147)で、同航空団のほかの固定翼飛行隊も各種認証を獲得しているとのこと。
「カール・ビンソン」は2018年から17ヵ月間におよぶ能力向上改修(DPIA)において、F-35Cが排出する熱量に対応する様にジェットブラストディフレクターを改修したほか、F-35の兵站支援情報システム「ALIS」の搭載などの改修を実施し、F-35CとCMV-22オスプレイを運用可能な最初の空母となっている。・・・
※写真=米海軍原子力空母「カール・ビンソン(CVN-70)」がF-35CのFDCなどを獲得した(提供:米太平洋艦隊)
※写真=「カール・ビンソン」に着艦するF-35C(提供:米太平洋艦隊)
※写真=空母艦載型のF-35Cは翼端を折り畳むことができる(提供:米太平洋艦隊)