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防衛省、米国防総省とC4ISR能力を共同研究へ
日米間ネットワークインターフェースを共同設計
防衛装備庁は9月23日、防衛省と米国国防総省が「日米間のネットワーク間インターフェースに係る共同研究」に関する取り決めに署名したと発表した。
これは今年8月3日に茂木敏充外務大臣とジョセフ・M・ヤング駐日米国臨時代理大使との間で行った、「日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定に基づく指揮、統制、通信、コンピュータ、情報、監視及び偵察(C4ISR)の能力に係る共同研究」に関する書簡交換に基づくもので、防衛省と米国国防総省は9月22日に署名したとのこと。
装備庁は研究について、日米両国のネットワーク間のインターフェースを日米共同で設計、構築、試験を行うものと説明。共同研究の成果は、C4ISR能力に係るネットワークにおいて、安全性・柔軟性の向上に資すると期待するとしている。
なお、具体的な取り組み事項やスケジュールについては、「情報機密に係る事項なので、答えることができない」と装備庁は回答している。