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2018.07.11

ウイングトラベル

ニューヨーク市観光局、テーマ別観光訴求強化

19年の大型施設開業やLGBT大規模イベント踏まえ

 ニューヨーク市観光局はこのほど都内でトラベルセミナーとワークショップを開催した。当日は現地からマキコ・マツダ・ヒーリー グローバルツーリズム開発マネージングディレクターを始め、ホテルや観光施設など13社の関係者が参加。旅行会社向けに最新情報の説明を行った。本紙などとの取材に応じたヒーリーディレクターは「今年の日本人訪問者数は前年と同水準の伸びが期待できそうだ」と述べ、前年比約5%プラスの約36万人程度となる見通しを示した。
 さらに、2019年は、大型の複合施設が開業するほか、LGBT関連の大規模イベントが開催されることから「モニュメンタルイヤー」と位置づけて、世界規模で大型のプロモーションを行っていく方針を示した。日本向けには、テーマ別の観光や富裕層の獲得に向けて旅行会社への情報発信を強化。年内をめどに新たなウェブ研修サービスを始めることを明らかにした。

 

※写真=セミナー・ワークショップに参加した関係者、左端がニューヨーク市観光局のマキコ・マツダ・ヒーリー グローバルツーリズム開発マネージングディレクター