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2020.10.01

WING

JALグループ沖縄線8月実績、利用者は20万人近くに

前年比70.9%減、利用率は31.9%と8月とは思えぬ実績

 日本航空(JAL)グループは9月30日、2020年8月の輸送実績を発表した。それによるとJAL、日本トランスオーシャン航空(JTA)、日本エアコミューター(JAC)、琉球エアコミューター(RAC)の4社の運航を合計した旅客数は前年比70.9%減の19万9545人、座席提供数は前年比20.1%減の62万6415席、利用率は前年比55.7ポイント減の31.9%となった。
 本来であれば、夏休みによる観光と帰省需要が大きい書き入れ時である8月。しかしながら、政府が緊急事態宣言を解除して以降、沖縄県内での新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が増大。玉城デニー沖縄県知事はこれを受けて、7月31日に沖縄県緊急事態宣言を発出し、県民・県外者に不要不急の往来自粛を要請していたところ。このためか、8月の輸送実績とは思えぬ結果となっている。
 各社別にみると、・・・