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2020.10.02

WING

JAL、Volocopter開発のeVTOLで日本市場調査など提携

三井住友海上、MS&ADインターリスク総研と共同で普及取組み

 日本航空(JAL)はこのほど、電動垂直離着陸機(eVTOL)開発を行うVolocopter GmbH(Volocopter)と、エアモビリティ分野での日本の市場調査や事業参画などで業務提携することを締結。さらに同じく同社を支援する三井住友海上火災保険、MS&ADインターリスク総研と、eVTOLの社会実装を目指した取組みで業務提携することを決めた。
 Volocopterは、JALのコーポレート・ベンチャーキャピタルファンド(CVC)による出資を受けて、eVTOL機材の開発を進めているところ。このほど新たにeVTOLを用いた日本での移動・物資輸送サービス提供に共同で取り組むこととし、さらに技術やビジネスモデルでの連携を深めていく。具体的には、eVTOLの日本市場の調査や、事業化に向けたビジネスモデル構築と参画企業への協力依頼、広報・マーケティング・組織戦略・財務戦略などの検討、eVTOLの日本での実証飛行に向けた準備・検討、解決すべき課題への取組み。・・・

 

※図=Volocopterが開発するeVTOLのイメージ(提供:JAL)