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JAL8月実績、国内線旅客数は約103万人と大台維持
国際線旅客数は依然として低飛行の2万7307人に
日本航空(JAL)は9月30日、8月の旅客輸送実績を発表した。国内線の旅客数は対前年比71.7%減少した103万2466人だった。一方、国際線は対前年比96.9%減少した2万7307人に留まった。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、沖縄県が7月31日に緊急事態宣言を出して移動の自粛を要請するなど、8月の観光・帰省需要が見込めないという依然として過酷な状況であったが、国内線旅客数については100万人の大台を維持することに成功した。8月の国内線旅客需要を表すRPKは71.4%減の7億9991万1千人キロ、座席供給量を示すASKは32.1%減の21億9772万4千座席キロ、搭乗率は36.4%となった。
国際線については依然として低い水準であるものの、8月の国際線旅客数は前月より約5000人増えた2万7307人に回復。需要を示すRPKも96%減の1億7496万5千人キロに、ASKは85.7%減の6億8312万6千座席キロに増加した。搭乗率については25.6%となっている。・・・