記事検索はこちらで→
2020.10.05

WING

MQ-9、ヘルファイアミサイル8基積みが可能に

爆弾など搭載していた内側ステーションに搭載

 米空軍は10月1日(米ユタ州現地時間)、去る9月10日に第556試験評価飛行隊がMQ-9Aリーパー無人航空機にAGM-114ヘルファイアミサイルを8基搭載しての初飛行を実施したと発表した。
 MQ-9は片翼に2ヵ所づつ計4ヵ所のハードポイントがあるが、これまでのMQ-9はソフトウェアの制限によって、外側のハードポイントに設置したウエポンステーションに2基づつ、計4基までしかヘルファイアを搭載することが出来なかった。
 しかし、2020年末までに実施する予定のソフトウェアアップグレード「運用飛行プログラム(OFP)2409」により、これまで500ポンド爆弾や燃料タンク用だった内側のウエポンステーションにヘルファイアを搭載することが可能となった。当然、任務に応じてヘルファイアの代わりに500ポンド爆弾をいづれかのステーションに搭載することも可能で、任務への柔軟性を保持しているとのこと。・・・

 

※写真=米空軍はソフトウェアアップグレードでMQ-9がヘルファイアミサイルを8基搭載することを可能にする(提供:米空軍)

※写真=ヘルファイアを8基搭載することで持続的な攻撃能力が向上し、長時間の任務にも弾薬を切らすこと無く対応ができるという(提供:米空軍)