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2020.10.07

WING

パトリアAMVXP、ブルガリア装甲車選定で2次選考へ進む

GD提案車両も2次選考進出、実地試験など実施へ

 パトリアは10月5日(フィンランド現地時間)、ブルガリア陸軍の戦闘用装甲車プログラムにおいて、提案する「Patria AMVXP」が実地試験や提案改善交渉などを行う2次選考に進んだと発表した。2次選考にはパトリアの他にジェネラル・ダイナミクス(GD)が進んでおり、ブルガリア国防省はこの2社が提案する装甲車から最終的に選定することになる。ちなみに、パトリアは陸上自衛隊の次期装輪装甲車選定にもAMVXPを提案している。
 パトリアはAMVXPの2次選考進出について、「我が社の車両の質・技術の高さ、そして顧客の信頼の証。仮に、ブルガリアが将来戦闘車両としてAMVXPを選択する場合、ブルガリアへの技術移転および(ブルガリア国内での)車両製造準備は整っている」とコメントしている。
 ブルガリア国防省は10月2日(ブルガリア現地時間)、戦闘用装甲車プログラムにおける2社の入札価格提示を実施したとホームページ上で発表している。これによると今後の選定作業としては、・・・

 

※写真=パトリアがブルガリアに提案しているAMVXP装輪装甲車。パトリアは陸上自衛隊の次期装輪装甲車選定にもAMVXPを提案しているところ(提供:パトリア)

※写真=ブルガリア国防省で10月2日に行われた入札価格提示にはアナトリィ・ベリチコフ国防副大臣(写真中央)や陸軍司令官ミハイル・ポポフ少将が臨席した(提供:ブルガリア国防省)