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2020.10.08

ウイングトラベル

★検疫代わる検査手法を、ACIとIATAが共同提言

 国際的・体系的アプローチの検査手法確立が鍵

 世界空港評議会(ACI)と国際航空運送協会(IATA)は10月7日(モントリオール、ジュネーブ現地時間)、各国政府が入国に際して実施している検疫措置の代替として、新型コロナウイルスの旅客検査手法を国際的に協調・一貫したかたちで早期に確立するよう、各国政府に対して共同で呼びかけた。
 航空業界は長引く新型コロナ禍によって、危機に瀕している。両者は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、航空業界全体で約480万人の雇用が失われたか、もしくは脅威に晒されていると指摘。各国政府に対して、検疫を撤廃し、航空輸送を使った渡航再開に向けて国際的に協力すべきだと訴えた。

 

※写真=長引くコロナ危機で航空業界の傷は深まるばかり。ACIとIATAが共同で検疫に代わる国際的かつ体系的なコロナ検査手法を確立すべきと訴えた