ウイングトラベル
★プリンスホテル、若年層開拓に本腰
宿泊特化型に新規参入、10年で100軒展開へ
プリンスホテルは10月8日宿泊特化型ホテルの新ブランド「プリンススマート イン」の第1号店を東京・恵比寿に開業した。新ホテルはAIやICTを活用し、運営の効率化を図り、平均宿泊単価を1万円前後に設定した。また、運営スタッフも20歳代〜30歳代を中心に構成。新たな発想でのホテル運営の実現を目指す。今後は2022年までに4軒のホテル開業が決定。将来的には新幹線停車駅や地方空港周辺都市など同社の未出店エリアを中心に、今後10年間で100軒の出店を目指していく考えだ。
平均単価1万円前後に設定、エントリー層獲得
若手スタッフ積極起用、人材の多能工化狙う
新型コロナによる環境変化で予約動向にも影響
今後はSNSなど活用しブランドの早期認知に力
「プリンス スマート イン」1号店は恵比寿に
22年までに熱海、京都、那覇に開業予定
※写真=プリンスホテルが新ブランド「プリンス スマート イン」立ち上げ、開発・運営は若手スタッフが中心に展開する。前列右から3番目がプリンスホテルの前田朋子PSI事業部長、その左がプリンス スマート イン恵比寿の薄井茜支配人
※写真=新ブランド1号店となったプリンス スマート イン恵比寿、平均宿泊単価は1万円前後に設定
※写真=コンシェルジュに変わる機能として地図型のデジタルサイネージを導入した
※写真=警備、清掃を担う複合型サービスロボットを導入、運営効率化と人との接触頻度低減に貢献