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中部空港の検査体制拡充へ、愛知県の大村知事ら要求
到着時間限定措置など国際線復便のネックに
愛知県をはじめとした中部国際空港周辺の自治体ならびに経済界は10月8日、赤羽一義国土交通大臣と田村憲久厚生労働大臣へ、中部空港国際線の早期復便に向けた緊急要望を行った。要望では、入国時の空港検疫が国際線の復便を制約する要因になっているとして、中部空港の検疫体制の早期拡充を求めるとともに、中国(香港・マカオ含む)および韓国方面からの旅客便到着制限を速やかに撤廃するよう求めた。さらに国際線到着時間を制限する措置の時間延長を要求した。
大村秀章愛知県知事は赤羽大臣との会談後、記者団へ「成田・羽田・関空では、検疫体制を広げ徐々に復便していること、日韓でビジネスの往来を復活させる合意が成されたこともあるので、全国で4つの国際空港の一つとして、検疫体制をしっかり取って、国際線を復便する」よう要望したことを説明した。
このとき赤羽大臣からは、感染防止対策と経済を回すことを両立していく立場は全く同じ、との返答があったとして、・・・
※写真=赤羽大臣に中部空港の検疫体制の拡充を求めた要望団