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カナダ海軍4度目の北朝鮮籍船舶の警戒監視活動
11月からは航空機による監視、国際社会一丸で監視
防衛省は、国連安保理決議で禁止されている北朝鮮籍船舶による瀬取りなどを監視するため、カナダ海軍フリゲート「ウィニペグ」が警戒監視活動を開始したと発表した。さらにカナダ軍は11月上旬から12月上旬まで、航空機による警戒監視活動を行う予定。日本政府として、国際社会が一致して国連安保理決議の実効性を確保する取組みを歓迎するとして、関係国と緊密に協力する姿勢を示す。
このほど活動を開始したフリゲート「ウィニペグ」は、カナダ海軍として2018年度以降4度目となる警戒監視活動を行う。東シナ海を含め、日本の周辺海域を警戒する。また航空機による警戒監視は国連軍地位協定に基づく活動として、嘉手納飛行場を使用する。カナダ軍による航空機を使用した監視は2018年以降5度目。北朝鮮の完全、検証可能、不可逆的な全大量破壊兵器および全弾道ミサイル廃棄の実現を目指す。
※写真1=カナダ「ウィニペグ」による警戒監視活動が開始した(提供:防衛省/出典:カナダ国防省)
※写真2=カナダ軍は11月上旬からCP-140哨戒機による警戒監視も開始する(提供:防衛省/出典:カナダ国防省)