ウイングトラベル
★デルタ航空第3四半期決算、最終損失53億ドル
2025年までに383機退役
デルタ航空が10月13日に発表した2020年7-9月期決算によれば、最終損益が53億7900万ドルの損失を計上。前年同期は14億9500万ドルの黒字を計上しており、大幅な赤字に転落したかたちだ。期間中の売上高は76%減少した30億6200万ドルにまで、大きく落ち込んだ。なかでもあ座席供給量が63%減少したことで旅客収入が83%減少したことなどが響いた。
デルタ航空が2025年までに、合計で383機もの航空機の退役を進める方針を固めた。なかでも今年中に200機以上もの大量退役に踏み切る計画だ。デルタ航空によれば、機材の近代化と合理化を進めるほか、顧客体験の向上、コスト削減を目的とした機材簡素化戦略を加速すると説明した。