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ASPINA、小型衛星用リアクションホイール開発へ
2027年に新規打上げの10%に採用目指す
ASPINA(シナノケンシ:長野県上田市)は10月12日、新規事業として小型人工衛星向けの姿勢制御に用いる基幹部品として「リアクションホイール」の開発に着手する方針を明らかにした。同社のモータ関連製品の技術を活かして開発に取り組む方針だ。国内外におけるコンステレーション衛星といった小型衛星需要を取り込む狙いで、2023年から実証試験開始し、国内衛星メーカーへ導入する。その後、2027年には世界で新規に打ち上げられる小型人工衛星における採用数10%を目指す方針だ。
※写真=ASPINAが新規に小型衛星向けのリアクションヒールを開発へ。2027年には新規打上げの10%のシェア獲得を狙う(提供:ASPINA)