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2020.10.14

WING

ボーイング、第3四半期民間機納入数は28機のみ

787は3ヵ月でわずか13機、コロナ影響など納入低迷

 

 ボーイングは10月13日(米国シカゴ現地時間)、2020年第3四半期(7-9月)の機体納入数を発表した。それによれば、民間航空機部門の引き渡し数は計28機に留まったことが明らかになった。今年1月から9月までの累計でも引き渡し数は98機と、100機に達していない。
 新型コロナウイルス感染拡大と、737MAX問題によってボーイング民間航空機部門の機体納入数は激減している。今第3四半期の引き渡し実績をみてみると、同社のベストセラー機であるはずの737ファミリーの納入数はわずか3機に留まり、一時は月産52機に達し、さらに月産57機に増産することを検討していほどの大量生産をしていた737ファミリーの生産数は見る陰もない状態だ。

 

※写真=ボーイングの第3四半期における民間機納入数は28機のみ。1-9月累計でも100機に満たない