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航空局、空港除雪の自動化実験で有識者委開催
公募要領、結果評価など確認、実際の環境で検証
国土交通省航空局は、空港の除雪作業の省力化・自動化を進めるため「空港除雪の省力化・自動化に向けた実証実験検討委員会」を設置して、来る10月21日に第1回会合を開催する。実証実験を行うに当たって、参加者の公募要領の審議を行うとして、参加者の選定や実施内容の検討や結果の評価について有識者の意見を集める。
航空局は、空港の除雪作業の労働力不足解消を目指して、省力化・自動化に取り組んでいるところ。2020年度は、重要な技術である自車位置測定技術の実証実験を行う計画。空港の制限区域内で、実際に積雪および降雪する状況の中、除雪作業の運用速度である最高時速40キロでの実験を行う。
〈委員会委員〉
▼大村裕康=桜美林大学 ビジネスマネジメント学群アビエーションマネジメント学類教授
▼菅沼直樹=金沢大学新学術創成研究機構未来社会創造研究コア教授
▼二瓶朋史=航空局総務課政策企画調査室室長
▼小池慎一郎=航空局航空ネットワーク部空港技術課課長