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スカイマーク9月、旅客数64%減の25万人
9月後半から風向きに変化も
スカイマークがまとめた9月の旅客搭乗実績によれば、搭乗者数が対前年比64%減少した25万5850人に留まった。一方で座席供給量は48%減少した42万552席に絞っており、搭乗率は27.5ポイント低下した61.1%だった。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、航空業界の路線ネットワークが縮小しており、スカイマークの9月実績も大幅な前年割れとなった。
ただ、9月の4連休(シルバーウィーク)を境に風向きが少しずつ良くなってきている。それに加えて航空業界では「GoToトラベルキャンペーン」の東京解禁も追い風となり、国内線に限れば、スカイマークを含めて予約を伸ばすことに成功してきている。スカイマークも11月の国内線の路線・運航計画で、10路線で当初事業計画通りの全便運航をすることを発表。国内線全体の運休・減便率も計画比14.3%まで抑える予定だ。
※写真=スカイマークの9月の旅客輸送実績がまとまった。旅客数は前年比64%減となるなど、まだまだ厳しい。ただ、9月後半から予約が伸びてくるなど明るい兆しもみえる