ウイングトラベル
★インバウンド消失型破綻は75件に
TSR調べ、ホテル旅館は26件、旅行業2件
東京商工リサーチ(TSR)によると、新型コロナウイルス関連破綻は581件発生しているが、このうちインバウンド需要消失を主な原因とする破綻は75件に達することがわかった。コロナ関連破綻の12.9%を占める。業種別では外国人旅行者を多く受け入れていたホテル・旅館が26件と3割を超え、次いで飲食業が6件、アパレル卸が5件など。旅行業は2件。
地区別では、関東21件、近畿19件、中部11件と3大都市圏が51件と突出している。都道府県別では東京都17件、大阪府10件が目立ち、北海道も5件あるなど、インバウンドの恩恵を受けていた観光地での発生も目立った。
※画像=インバウンド消失型破綻の負債額上位(TSR調べ)