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2020.10.16

WING

ZIPAIR、成田-仁川線の旅客便運航開始

冬スケから週3往復に増便、バンコク発旅客便も10月末にも

 ZIPAIR Tokyo(ZIPAIR)は10月16日、成田-仁川線の旅客便運航をスタートした。同線の運航便数は新型コロナウイルス感染拡大の影響で週2往復便(火曜・金曜日運航)に留まる。コロナ禍で需要が低迷していることから、初便(ZG41便)の旅客数はわずか2名だった。ただ、10月25日からスタートする冬ダイヤでは、あらたに日曜日の運航を追加して週3往復便に増便する計画だ。
 また、同社の西田真吾社長はバンコク線の旅客便運航について、「タイは旅客便が乗り入れ禁止になっているが、バンコクから国外に出る便については禁止されている訳ではないことが分かり、その実現に向けた準備をしている。早ければ冬ダイヤの頭くらいには開始することができるのではないか」とし、バンコク発の旅客便運航を近く運航するべく準備を進めていることを明かした。運航形態としては、日本から貨物専用便として運航し、バンコク発の復路便を旅客便として運航することになりそうだ。
 ZIPAIRが成田-仁川線の運航をスタートしたのは、去る10月8日から日韓間の往来が再開され、今後はビジネス需要が少しずつ回復していくことが見込まれているため。ちなみにZIPAIRの成田-仁川線は、現状では日系航空会社が運航する唯一の東京-ソウル線となっている。・・・

 

関連動画はこちら
https://youtu.be/F_HLO193fhI

 

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※写真=ZIPAIRは成田-仁川線の旅客便運航をスタート。新型コロナウイルス感染拡大の影響で週2往復便に留まるが、10月25日からスタートする冬ダイヤでは、週3往復便に増便する計画だ

※写真=ZIPAIRの西田真吾社長はバンコク線の旅客便運航について、バンコク発の旅客便運航を近く運航するべく準備を進めていることを明かした