GA-EMS、ボーイングとHEL兵器システム開発で提携

　ジェネラル・ダイナミクスは去る10月13日（米カリフォルニア州現地時間）、傘下のジェネラル・アトミクス・エレクトロマグネティックス・システムズ（GA-EMS）が高エネルギーレーザー（HEL）兵器システムの開発で、ボーイングと提携したと発表した。
　これは、様々な航空・ミサイル防衛アプリケーションをサポートするための、100キロワット級から250キロワット級まで拡張可能なHEL兵器システムを共同開発していくというもの。
　HEL兵器システムは、GA-EMSの拡張可能な分散ゲインレーザー技術、HELLi-ionバッテリーシステム、統合熱管理、そしてボーイングのビームディレクター、精密捕捉・トラッキング・ポインティング（ATP）ソフトウェアを組み合わせたものになるという。

※画像＝GA-EMS、ボーイングと高エネルギーレーザー（HEL）兵器システム開発で提携。両社の持つ技術を組み合わせて開発するという（提供：ジェネラル・ダイナミクス）