NAA、千葉港頭で燃料漏洩・火災訓練

　成田国際空港会社（NAA）は10月21日、千葉港頭石油ターミナルで航空機燃料漏洩および火災を想定した海上防災訓練を実施する。今回で第31回を迎える同訓練は、計10機関、約100人が参加し、関係機関との連携強化を図る。
　訓練では、船艇6隻、消防車5台を使用して、火災に対する一斉放水を行うほか、拡散流出油の回収や転落者・負傷者の救護などを行う。この度の訓練では、感染症の防止対策として、マスク着用を基本として、密集・密接を避けるため、ダミー人形を使って転落者・負傷者を演出し、講評時の総員集合を取り止める。
　主な参加機関は、千葉海上保安部、千葉市消防局、千葉県警察本部、千葉市新港地区共同防災隊、ダイトーコーポレーション、NAA千葉港頭自衛消防隊構成企業など。