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機内は家庭の15倍、手術室などより5-6倍早く換気
IATA、米輸送軍の機内感染リスク調査結果を歓迎
国際航空運送協会(IATA)は10月16日(ジュネーブ現地時間)、米輸送軍が実施した航空機内における新型コロナ感染リスクに関する試験について、感染リスクが低いことが追認されたとして、米輸送軍の調査結果を歓迎した。
米輸送軍の調査結果では、空気中を漂うエアロゾルは航空機の高い換気率によって、「急速に希釈される」ことが明らかになった。試験では、エアロゾル粒子が検出可能な時間は平均して6分未満に留まったという。米輸送軍は「コロナウイルスのようなエアロゾル化した病原体からの全体的な曝露リスクは非常に低い」としている。
米輸送軍の調査では航空機が一般的な家庭用換気システムの15倍の速さで粒子状物質を除去し、「現代の病院の手術室や患者隔離室の推奨設計仕様よりも5~6倍の速さで除去したことを確認した」という。・・・
※写真=米輸送軍が新型コロナの機内感染リスクを調査。あらためて機内感染リスクが低いことが浮き彫りとなった(提供:米輸送軍)