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露政府高官ら、MS-21認証で会議実施
「PD-14搭載したMS-21-310型機の初飛行準備は順調」
統一航空機製造会社(UAC)は10月20日(ロシア現地時間)、アレクサンドル・ネラドコ連邦運輸省第1副大臣兼連邦航空運輸局長とオレグ・ボチャロフ産業防衛副大臣がモスクワ・ラメンスコエ(ジューコフスキー)空港に所在するイルクートの飛行試験・技術施設を訪問したと発表した。
副大臣ら一行は、UAC、イルクート、グロモフ飛行研究所の代表者らとMS-21-300型機の認証試験の流れについて会議を行ったほか、アエロフロートとレッドウイングスへの納入に向け製造中のSSJ-100型機のキャビンを視察したとのこと。
会議では、ネラドコ連邦航空運輸局長がMS-21-300型機の型式証明に関して、国産エンジンのPD-14エンジンを搭載すること(MS-21-310型機)と、機体の主構造材に国産の複合材料を使うことについて承認申請を受理したと述べ、・・・
※写真=アレクサンドル・ネラドコ連邦航空運輸局長とオレグ・ボチャロフ産業防衛副大臣がイルクートを視察した(提供:UAC)
※写真=国産のPD-14エンジンを搭載したMS-21-310型機の初飛行は順調に進んでおり、構造材を国産の複合材料に変更しても飛行性能や経済性は低下しないという(提供:UAC)