ウイングトラベル
★観光庁、「新たな旅のスタイル」検討会を発足
ワーケーション・ブレジャー普及へ方向性検討
観光庁はテレワークなどの働き方の多様化を踏まえ、旅行先で仕事を行う「ワーケーション」や出張と旅行を組み合わせた「ブレジャー」などの新たな旅のスタイルを普及し、より多くの旅行機会の創出や観光需要の平準化につなげるため、有識者、関係省庁、経済界、観光関連業界などのさまざまな関係者と議論を行う「新しい旅のスタイルに関する検討委員会」を立ち上げ、10月23日に初会合を行うと発表した。また、これに先駆けて、観光庁職員によるワーケーション体験を北海道で実施。ワーケーションの効果や今後に向けての課題の洗い出しを行った。
従来の日本の旅のスタイルは特定の時期に一斉に休暇を取得するため、宿泊日数が短いといった特徴があるほか、旅行需要が特定の時期や場所に集中して混雑が生じやすいといった傾向が見られており、国内旅行消費額の伸び悩みにもつながっているという状況が見られていた。
観光庁職員が北海道でワーケーション体験
普及促進へ、効果や今後の課題を抽出
※写真=観光庁の職員が北海道洞爺湖町でワーケーション体験。写真は滞在地でのテレワーク風景(観光庁資料より)