プラット&ホイットニー、F135エンジン近代改修向け調査

F-35将来兵装に必要なエンジン能力など調査・評価へ

　プラット&ホイットニーは、F-35に搭載しているF135エンジンの近代化改修に向けた調査および運用評価を行う。これはF-35ブロック4.2以降に搭載するF135エンジンの近代化改修に向けた調査で、プラット&ホイットニーはF-35統合プログラムオフィスからその調査および運用評価に関して150万米ドルを契約を獲得した。
　プラット&ホイットニーによれば、F-35統合プログラムオフィスから受託した近代化改修調査で、ブロック4.2以降のF-35全ファミリーを対象としたもので、将来のF-35兵装システム要件をサポートするために必要なF135エンジンの能力強化を評価するものだとした。その評価範囲は、上昇推力、離脱推力、電力および熱管理、燃焼効率の改善などに焦点を当てる方針だ。・・・

※写真＝プラット&ホイットニーがF135エンジンの近代化改修に関する調査を受託、将来のF-35の兵装システム要件をサポートするために求められる能力などを調査する（提供:プラット&ホイットニー）