パトリア、航空構造物金属部門で従業員協力交渉開始

　パトリアは10月21日（フィンランド現地時間）、航空構造物ビジネスユニット（Aerostructures business unit）の金属部門で従業員協力交渉を開始したと発表した。同社の航空構造物ビジネスユニットは航空宇宙関係のコンポーネント製造などを行っており、金属部門はフィンランド・ハッリで46名、複合材部門はフィンランド・ヤムサとタンペレで104名を雇用しているところ。
　パトリアは、「新型コロナウイルスのパンデミックにより、複数の生産業務が大幅に削減、あるいは完全に終了してしまったため」と理由を説明。この交渉は人事も含めた全ての職域におよび、一時的なレイオフや25人の余剰人員解雇につながる可能性があるとしているほか、フルタイムおよびパートタイム従業員の解雇などの代替案を検討する必要があるとしている。