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ボーイング、ロイヤル・ウィングマンが初タキシー試験
最高14ノットで低速タキシー、年内初飛行へ
ボーイングは10月22日、ボーイング・オーストラリアが豪州空軍と共同で開発中の”ロイヤル・ウィングマン”こと、無人機システム「「ボーイング・エアパワー・チーミング・システム」(ATS)のプロトタイプが、初めてタキシングに成功したことを発表した。初回の低速走行試験を実施した同機は、年内の初飛行に向けて大きなマイルストーンを達成したかたちだ。
ボーイングによれば、低速走行試験における最高速度は14ノット(時速約16マイル)に達し、遠隔での操縦や機体停止を行うなど、複数の動きを確認した。
ボーイングはロイヤル・ウィングマンのプロトタイプを計3機製造する計画。全長11.7メートル(38フィート)の機体の航続距離は約2000海里を有し、・・・
※写真=ロイヤル・ウィングマンことATSがファーストタキシーを実施した(提供:ボーイング)
※動画=ファーストタキシー試験の様子(提供:ボーイング)