WING
ブラジル空軍、式典でF-39Eグリペンを正式発表
ブラジル空軍向け初号機は2021年末に納入予定
ブラジル空軍は10月23日(ブラジル現地時間)、同日に首都ブラジリアで実施した「航空士の日」および「ブラジル空軍記念日」の式典で、グリペンE戦闘機の展示飛行を実施し、「F-39Eグリペン」として命名したことを正式発表した。
ブラジル空軍はサーブとの間に、各種システム、サポートなどを含むグリペンE/F戦闘機36機の開発・生産契約を2014年に締結。ブラジル空軍向けの機体はブラジルの技術者達と共同で開発・生産することになっており、2021年以降15機をブラジルで完全組み立てを行う。なお、ブラジル空軍向けの初号機は、2021年に納入する予定としているという。
サーブは、「グリペンEが本日の式典に参加出来たことを大変光栄に思う。これはブラジルとスウェーデンの協力関係の成果であり、2国間の関係を更に強化する絶好の機会である」と述べている。・・・
※写真=F-39Eグリペン戦闘機初号機のブラジル空軍への納入は2021年末予定という(提供:ブラジル国防省)