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関西空港、第1PTB刷新工事着工を来年6月に後ろだおし
国際線出発エリア商業施設完成は万博間に合わず
関西エアポートは10月26日、今年12月に着工することを予定していた関西空港第1ターミナルのリノベーション工事について、その着工時期を来年6月へと後ろだおしすることを発表した。新型コロナウイルスの流行が影響した。これにより、国際線出発エリアの南北商業施設の完成は、2025年開催予定の大阪・関西万博には間に合わないことになってしまった。
新たなリノベーション工事スケジュールによると、工事は来年6月頃に着工し、2022年秋頃にはターミナル2階部分の新国内線エリアの運用を開始する。その後、2023年冬頃を目処に、国際線出発エリア中央部分の運用を開始することを目指す。さらに2025年春頃には、4階の新保安検査場および3階の国際線ラウンジの運用を開始することを目指す。加えて、2026年秋頃には、ターミナル2階部分の国際線出発エリア南北商業施設の運用を開始する予定だ。
4000万人対応のPTB容量に
出国後のエアサイド中心のリニューアル
※画像=関西空港第1ターミナルのリノベーション工事の着工が後ろだおしに。新型コロナが影響した(提供:関西エアポート)